九州リーグ2部昇格のご報告

C.A.Fukuocana

2012年05月05日 15:40

昨年の沖縄以降の更新が滞ってしまい、大変失礼いたしました。

2/18(土)~2/19(日)まで沖縄県立武道館で繰り広げられた九州各県の1部リーグ優勝チームによるトーナメント戦で、見事に優勝することができました。
常日頃よりこのクラブを支援いただいているスポンサーの皆さま、そして試合だけでなく練習にも足を運んでいただいているファン・サポーターの皆さま、そしてこの日のために練習試合などで胸を貸してくれた数々のフットサルクラブ、そして沖縄でのすばらしい会場で大会を運営していただいた沖縄県のフットサル関係者の皆さまに感謝いたします。

いま一度、あの大会を振り返ってみると、フクオカーナは2日間で(初日が午後からでしたので正確には1日半)3試合を戦うことになりました。
学生を中心に金曜から現地入りしたメンバーと土曜の朝の便でやって来たメンバーには、まず試合に入る準備を念入りに行ってもらいました。前回大分県佐伯市で行われたトーナメントでは、朝一番の試合でコンディション作りに苦労したことがあったからです。
そんな中、始まった熊本県代表のエゴイスタとの対戦では、前線からボールを追いかけてくる対戦相手と、累積するファウルで第2PKを取られる場面がありましたが、4-1で前半を折り返すと後半に追加点を重ね、7-1(得点者:No.10安松2、No.6後藤2、No.23崎浜、No.11緒方、No.4今泉)で勝利することが出来ました。
後で帰りの空港でエゴイスタの皆さんと話をする機会がありましたが、フクオカーナにプレッシャーをかけるために敢えて攻撃的な選手をセットからはずし守備のうまい選手のセットでスタートからボールを追いかける戦術をとったとのことでした。その時間帯でリズムを作れなかったことは今後の課題となりますが、負傷していたNo.6後藤がこの大会に間に合わせてきたことが収穫でした。

そして翌日の宮崎県代表ホンダロックとの試合ですがエゴイスタとの試合を研究してきたのかそれまでの試合運びとはとは異なり、低いラインで4人がブロックを形成してボールを奪えば足の速い選手がカウンターを狙ってくるという戦術で臨んできました。
勝てば九州リーグ昇格が決定するという状況で、カウンターによる危ない場面もなんどかありましたが0-0で前半を終えると、No.5下本がゴールをこじ開けると、それをきっかけに3-0(No.5下本、No.23崎浜、No.11緒方)で勝利して九州リーグ昇格を決めることができました。エゴイスタ戦から素早い出足でゴール前に何度も迫る緒方、そして地元開催で自ら第2PKキッカーを志願するなど普段の飄々とした姿からは想像もつかないほどモチベーションの高かった崎浜が2試合連続ゴールを達成しました。

しかし、この試合で初戦に続きイエローカードを受けたNo.19楠本が決勝戦で出場停止となり、怪我の影響でスーパーサブとして試合終盤に出場していたNo.6後藤の負担が大きくなることになりました。

そしてお互いに九州リーグ昇格を決めた同士が戦う決勝戦の対戦相手は長崎県代表ドゥエンチ佐世保でした。
その小さい体格から観戦しているサッカー少年たちから一番大きな声援を浴びていたNo.10安松が前半でハットトリックを達成するなど攻撃陣が奮起すれば、この試合の前半まで不動のゴレイロとして対戦相手の前に立ちふさがり、通算失点わずか1点のNo.1高鍋も守備を引き締め、5-0で前半を折り返します。
後半からはこれまで出場機会に恵まれなかったものの、普段の練習やベンチから叱咤激励を続けてきたNo.25猿渡がゴールを守りましたが連携不足から3失点を喫してしまいます。それでもPKを取られた場面では一度はボールを弾くなど会場を沸かせる場面はありました。この失点を取り戻すかのようにフィールドの選手は12点を決め、再度No.1高鍋がゴールを守り、12-3(No.10安松4、No.5下本3、No.4今泉3、No.6後藤2)で試合終了のホイッスルを聞くことができました。

この試合は『とにかく優勝』をキーワードに疲れもピークに達する中、各選手が攻守両面に渡ってハードワークした成果だと思います。特にNo.4今泉のゴールはいずれも相手を崩してからのシュートであり、得点者には名前は無いものの、No.8峰やNo.15首藤、No.7坂口らのボールカットやアシストが目立ちました。


そして2012年5月より開幕する九州リーグ2部へと舞台は変わります。
新体制や新ユニフォームなどのお知らせは近日おこないますが、ぜひ今年も我々C.A.フクオカーナへのご支援と熱い声援をよろしくお願いいたします。

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